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【日本海の絶景を楽しむ東北列車旅 その1】「リゾートしらかみ」に乗ってバスケをしよう

2020年は東北に紅葉の旅に出かけました。私は登山はしませんが、トレッキングは大好きなので、トレッキングと紅葉の両方を楽しめるところ、ということで白神山地と奥入瀬をチョイス。
そちらの旅は別の記事でご紹介するとして、今回は白神山地や青森方面に行かれる方にぜひおすすめしたい、鉄道の旅をご紹介します。

それは「リゾートしらかみ」に乗ること!
日本海に沈む夕日がとっても綺麗です。おすすめの時間や乗り方をご紹介しますね。

1. 「リゾートしらかみ」とは?

「リゾートしらかみ」とは秋田駅から青森駅までを結ぶJR列車です。途中、白神山地を車窓から望み、日本海側ぎりぎりの線路を通るところでは日本海の絶景と、時間があえば美しい夕日を眺めることができます。
観光列車ですので、普通の列車と違い、途中駅で降りてプチ観光ができたり(その間、列車は駅で待っていてくれます)、車内で観光案内があったり、と特に鉄道好きじゃなくてもとっても楽しめる列車です。(私も特に乗り鉄ではありません笑)

リゾートしらかみのHPはこちら
https://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/

特に秋田県東能代駅から青森県河部駅までは五能線と呼ばれていて、一度は乗ってみたいローカル線として全国的に人気だそうですよ。

2. 「リゾートしらかみ」を予約しよう

「リゾートしらかみ」に乗るには事前予約をおすすめします。というのは日本海側の席は人気が高く、時期によってはすぐ満席になってしまうから。
私が予約したのは下記のルートです。

・上野ー秋田:東北新幹線
・秋田ー十二湖:リゾートしらかみ3号(窓側席)
・十二湖ー弘前:リゾートしらかみ5号(A席)

この予約だと、途中、十二湖で降りて、トレッキングをしてからまたリゾートしらかみに乗るとちょうど夕日の時間に間に合います。
その場合、座席はA席を予約しましょう。日本海側の窓側の席なので、日本海に沈む美しい夕日をたっぷり満喫することができます。

リゾートしらかみの予約はこちらから↓
https://www.eki-net.com/top/index.html

3. 秋田駅での乗換方法

東北新幹線で秋田駅に着き、リゾートしらかみに乗り換えます。しかし、乗り換え口からそのまま入ってしまうと駅弁を買うことができません。
駅弁を買いたい場合は乗り換え口にいきなり入らず、手前の売店で駅弁やドリンクを買いましょう。リゾートしらかみのホームにはお店はなく、また列車内での販売もありません。おなかがすいている方は売店で! さすがの秋田、鶏めしがラインアップ! 美味しかったです。

列車には「樵・青池・くまげら」の3種類があります。私が最初に乗ったのは「くまげら」です。
オレンジカラーでカラフル。かっこいいです。

4. 能代駅ではバスケ体験

リゾートしらかみは「観光列車」です。観光列車って何?って思われる方もいらっしゃると思います。私もそうでした。列車の窓から絶景が眺められるということなのかなと思っていました。
でも違うんです。途中駅で降りて、少し観光したり、駅で遊んだりできちゃうんです。

最初に降りたのは「東能代駅」。ここはバスケットで名門の能代工業高等学校、NBAで活躍した田臥勇太選手の出身校があります。能代は通称「バスケの街」。駅には田臥選手をはじめ、大活躍の選手の写真がいっぱい。

そんな東能代駅にはなんとバスケットボールのリングがあって、シュートまでできるんです!

最初は遠慮がちに見ていた人々も、誰かが始めるとだんだん挑戦するようになって。最後は列をなしていました!
その土地の方々が来てくれた人たちに楽しんでもらおう、という思いが伝わってきて、なんだかじーんとしちゃいました。旅の醍醐味の一つですね。

さらに東能代駅は五能線の起点駅です。ホームにはリゾートしらかみのフロントが描かれたレトロな待合室があるのですが、そこにはまたレトロな運転席があります。運転手気分を楽しめますよ。きっと鉄道ファンにはたまらない場所なのでしょうね。

あれ、列車行っちゃうんじゃないの? って思われた方、ご心配なく。ちゃんと停車時間15分などと事前にアナウンスがあって、待っていてくれますよ。

降車駅でなければ通り過ぎてしまう駅にも立ち降りて、その地ならではの経験をする。そんな観光列車の取り組みは素晴らしいアイディアだと思います。

5. 白神山地で途中下車

白神山地は世界自然遺産に登録されている世界最大級のブナ林。 そこにはたくさんのトレッキングや登山ルートがあって、とても一日で周りきることはできません。でも数時間だけのトレッキングならさくっとできるんです。その件については別の記事でご紹介しますね。
とりあえず、「十二湖駅」で一度降りましょう。

6. さいごに

観光列車に乗ったのは初めてだったので、最初は戸惑いましたがとっても楽しいです!目的地に着く前からワクワクします。
今回は白神山地に着くまでをご紹介しましたが、次の記事ではそのあとの夕日の絶景についてお伝えします。
楽しみにしててくださいね。

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