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【アパルトマンのこだわりポイント】検索するだけでも楽しい

「暮らすように旅がしたい」って、旅慣れた方はそう思われることもあるのではないでしょうか。
大好きなところにリピート旅する時などは特に。近所のスーパーで食材を買って、軽くお料理したり、ローカルの人々と交流したり、などなど、まるでそこに住んでいるような気分になってみたいな、という気持ちになるのは私だけではないはずだと思います。

私はパリのアパルトマンをAirbnbを通して予約しました。Airbnbはご存じな方は多いと思いますが、「どうやって予約するの?」「言葉ができないのだけど大丈夫?」「トラブルが不安」などなど、心配なこともありますよね。今回はそのArbnbの予約方法とこだわりポイントをお伝えしますね。

1. AirBの検索方法は簡単

Airbnbのサイトを開けると検索画面が出てきます。ここに行先、日付、人数を入れて検索します。これはホテルサイトでも同じですよね。

すると数多くのお部屋が出てきます。そこで価格、部屋数、設備などのフィルターをかけて数を絞っていきましょう。パリのような大きな都市だとかなり多くのお部屋が出てきますので、細かくフィルターをかけて厳選していくことをおすすめします。

2. AirBのお部屋選びのこだわりポイントは2つ

私がアパルトマンを探すときのこだわりポイントは2つあります。1つめはエレベーターがあること、2つめは静かであること この2つはどうしてもはずせません。

1つめのエレベーターがあることですが、日本では階数の多い建物では当たり前についているエレベーターがパリにあるようなクラシックな建物にはついていないところが多いのです。どれも100年以上前に建てられた建物だからか、設置するのが難しい建物も多いのでしょうね。そこはホテルとの大きな違いです。

大きくて重いスーツケースを抱えて、階段を上り下りするのは至難の業。私は3,4週間と長い期間旅をするので、どうしてもスーツケースは大きめになってしまいます。特に帰りはたくさんのお土産で重たくなったスーツケースを抱えて階段を下りるなんてできません。従って、私にとってはエレベーターは必須条件なのです。

荷物が少なめの方はそんなにこだわらなくてもいいかと思いますが、何しろエレベーターはどこにでもある設備ではないのでご注意ください。

あとエレベーターといっても、クラシックな建物のエレベーターはとても小さいのが普通です。二人乗ると狭ーいくらいのサイズ(笑)

2つめは静かであること  私は夜寝るとき、音がうるさいところでは眠れないのです。ですので特に夜が静かかどうかがとっても大事。でも観光に便利なところはどうしても街の中心部になりますよね。その場合、私は観光へのアクセスが便利で、さらに静かなところを探します。そのポイントは「狭い路地に面していること」です。パリは環境意識が高まっているとはいえ、今でもたくさんの車が走っています。ですので私は、車が多い大きな通りに面している部屋は避けて、できるだけ小さな路地に面しているか、もしくは通りから入った、中庭に面しているか、を調べます。

調べるのはGoogle map。Airbnbでは実際に予約しないと正確な住所は教えてもらえないのですが、そのアパルトマンのだいたいの場所の地図は出ています。それを頼りにGoogle mapでだいたいの場所を把握して、ストリートビューをみたりしながら(かなりこだわりすぎかもですが笑)なんとなくこの場所はうるさそうか、静かそうかを判断します。

3. レビューはとても大事!

これらのこだわりポイントを確認するためにもレビューは必ず目を通しましょう!レビューには誰かが「エレベーターがなくて荷物を運ぶのが大変だった」とか「中心街にあるけど中庭に面しているから静かです」など、自分が気になるポイントについて書かれています。他にも「チェックインのときに誰もいなくて入れなかった」とか「掃除が行き届いていなかった」などのネガティブレビューもあります。

Airbnbのレビューは特に報酬があるわけではないので、だいたいの人のレビューは本当なのではと思います。なので、できるだけ多くのレビューを読んで、気になることやこだわるポイントに欠けていたらやめたほうが良いと思います。

またレビューの点数は私の場合は4.5以上を選んでいます。特に基準があるわけではなく、なんとなくですが、4.5以上ならだいたいのレビューはポジティブなものですし、ネガティブなレビューの内容が自分では特に気にならないことであれば候補に入れてもいいかなと思います。

4. オーナーにメッセージを送ってみましょう

いくつか候補が見つかったら、確認したいことをオーナーにメッセージを送ってみましょう。言葉がわからなくても、翻訳アプリを使えば大丈夫です。だいたいのオーナーは英語もできます。私の場合はこの2つのこだわりポイントについて質問することが多いです。あとは帰りのフライト時間によっては、チェックアウト後に荷物を預かってもらえるかどうか、とか。

ただ質問するだけでなく、そこでオーナーの人柄をチェックするのです。レスポンスのタイミングや返信の内容によって、なんとなく人柄がわかります。中にはレスポンスが1日以上たっても返ってこなかったり、不親切な内容の返信だったこともあります。オーナーはたいていローカルの人なので、アパルトマン周辺のことをよく知っていて、おすすめのレストランやパン屋さんを教えてくれる人もいます。そういうコミュニケーションもとても楽しくて、やりとりしているうちに、この人のアパルトマンなら泊まってみたいな、って感じるようになりますよ。

5. アパルトマンのメリットとデメリットは?

ホテルステイに慣れているとアパルトマンってどうなの?って不安な方もいらっしゃると思います。そんな方に私が感じるメリットとデメリットをお伝えします。

アパルトマンの主なメリットは、①たった一つのお部屋での希少な体験 ②広さに対する価格の安さ ③キッチンがある

①はそのお部屋はたったひとつの希少な存在です。ホテルのように同じ部屋がいくつもあるわけではありません。それゆえ、自分だけの空間だなと感じられたり、まるで暮らしているかのような気分になって、自分が旅行者であることを忘れてしまうくらい。そんな感覚を楽しむことができます。

②はパリの場合ですが、だいたいのお部屋は30~40㎡以上あります。Studioというワンルームのお部屋でも、日本のワンルームマンション一部屋よりずっと広いです。多くはリビング・ダイニングルームと寝室があるお部屋。ホテルはスイートルームでない限り、だいたい寝室ひとつで、ベッドがどーんと真ん中にあるタイプが多いと思います。パリはホテル代もどんどん上がっているので、小さなスタンダードルームと1DKのアパルトマンがだいたい同じくらいの料金か、もしくはアパルトマンのほうが安いくらい。そういった観点から広さに対してのコスパはアパルトマンのほうがずっと良いと思います。

③のキッチンはホテルにあると便利だなと思われる方はいらっしゃるのではないでしょうか。外食に疲れたときやマルシェでフレッシュな食材に出会ったとき、美味しそうなお惣菜やお土産にチーズやバターを買ったとき、などなど、軽く料理をしたり、冷蔵庫に保管したりできたら便利ですよね。アパルトマンにはキッチンだけでなく、調理器具もあるところが多いので、手軽に料理して地元の食材を楽しむことができちゃいます。

では逆にデメリットは何でしょうか。私が感じるデメリットは①チェックインが難しいときがある
②配水管のトラブルなど、設備が故障することがある ③荷物を預かってもらえないことがある

ホテルとの違いはフロントがいないということ。フロントでのチェックインや荷物預かりがなく、すべてオーナーさんが対応されるため、良いオーナーさんでない場合、不便なことが起こりがちです。

従って、デメリットを回避するためにもレビューをよく読むことと、オーナーさんと予約前にコミュニケーションをすることはとても大事です。
私もレビューで「チェックインに問題があった」「設備の不具合が多い」などというアパルトマンは避けるようにしています。

そういうやりとりが面倒な方はホテル滞在をおすすめしますが、私は多少面倒でも、事前のリサーチや、コミュニケーションを楽しむほうが好きです。

6. さいごに

「暮らすように旅がしたい」「何度も訪れている場所なので、違ったスタイルの旅をしてみたい」という方にはアパルトマン滞在をおすすめします。ホテルと比べて、予約前に細かくチェックするポイントが多いですが、ここに泊まりたいっていうお部屋を見つけたときの喜びはひとしおです。また現地を訪れたときに、オーナーさんが温かく迎えてくれたり、近くの美味しいレストランやパン屋さんを教えてくれたり、同じ建物の住人に挨拶したり、など、ホテルでは味わえない温かい体験ができるのもアパルトマンならでは。

ぜひ一度、アパルトマン滞在に挑戦してみてくださいね。きっと旅の楽しみ方が変わります。

Airbnbのサイトはこちらです

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