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【滝めぐりも楽しい!】奥入瀬渓流おすすめコース その2

トレッキング初級者の私がおすすめする奥入瀬渓流散策コースの続きです。前回の記事では石ヶ戸からスタートして千筋の滝までのコースをご紹介しています。

後半のコースでは数々のユニークな滝をみることができます。ダイナミックな滝から繊細な流れの滝まで様々。ぜひ楽しんでくださいね。

1. 「雲井の滝」の下流も美しい

石ヶ戸からスタートしたコースは前半は名前のついた激流が有名ですが、下っていくにしたがって滝の名所が多くなってきます。
最初にでてくるメインの滝が「雲井の滝」 石ヶ戸からここまで約3キロです。

断壁から三段になって落ちてくる滝なのですが、なぜかその写真を撮っていなくて。。。すみません!
それよりも滝の下流があまりに美しくて、そちらばかり写真を撮っていました。

滝は遊歩道からはずれた車道の反対側にあるので、そちら側に渡って見てくださいね。雲井の滝近くにはバス停があるので、ここで止めたい方はここからバスに乗ることもできます。

雲井の滝を過ぎて歩いていると、こんな可愛らしいものに出会いました。

2. 真っ白な水に見える「白銀の流れ」

散策を続けていくと、川の流れにもそれぞれ違う情景を楽しむことができます。

白銀の流れに向かう手前にこんな苔がむした階段があります。なかなか他では見られない景色。

そして白銀の流れ。

だんだん名前がついているところとそうでないところの違いがわからなくなってきました(笑)

3. 数々の滝のオンパレード

雲井の滝を過ぎると、数々の滝が現れます。小さめですが、それぞれ特徴があってユニークです。

こちらは「白糸の滝」。でも糸というほど細くはなくて、しっかり高いところから流れています。白い糸のように水の線が綺麗にみえるからでしょうか。白糸の滝は遊歩道から対岸にあります。

白糸の滝の先には「双白髪の滝」。黒い岩を細い糸のような水が流れていて、白髪のように見えるからこの名前がついたようですね。ここは冬には氷柱になるそうです。冬の景色も美しいでしょうね。

「九段の滝」は落差15m 黒い岩肌の上を水が跳ねる姿が美しいです。

もっとたくさんの滝があるのですが、今回はこのへんで。滝を探しながら歩くのも楽しいです。ぜひご自身の好みの滝をみつけてくださいね。

4. 銚子大滝はナイアガラの滝の小さいバージョン?

奥入瀬渓流で最大のみどころは「銚子大滝」。コースの後半、十和田湖に近いところにあります。
幅が20mもあって勢いよくまっすぐに流れる姿は圧巻です。ナイアガラの滝ってこれを巨大にしたかんじかな? (全然違うって言われそう笑)

銚子は「とっくり」のことで、十和田湖をとっくりに見立るとこの滝が注ぎ口にあたる、ということで「銚子大滝」というそうです。

またの別名は「魚止めの滝」。ほぼ直角に切り立っているので、渓流で下ってきた魚たちが滝を上ることができず、十和田湖までたどりつけなかったせいで、昔、十和田湖には魚がいなかったそうです。それで魚止め、とよばれているとか。

名前の由来っておもしろいですね。

銚子大橋近くの車道を挟んですぐ近くのところに別の滝があります。落ち葉に覆われた段差のある岩を流れ落ちる姿が美しいです(名前を忘れてしまいました)

銚子大橋にはバス停があるので、疲れた方はここで終わってバスで帰ることもできます。駐車場もありますが、台数が少ないのであまりおすすめできません。

5. 子ノ口から十和田湖へ

銚子大橋を過ぎると終点まではあと30分ほどです。湖畔に近づくにつれて流れも穏やかになっていきます。こんな景色を眺めながらのんびり歩きます。

ようやく終点です。ここまでゆっくり写真を撮ったり、休憩しながら、約3時間半かかりました。そんなにたくさん写真を撮らなければ2時間45分くらいのコースです。歩くのが好きな方なら、あっという間かもしれないですね。

十和田湖に到着。

このあと子の口バス停付近の駐車場に停めた車でホテルまで帰りました。ゆっくり温泉につかって疲れを癒しましょう。

6. さいごに

奥入瀬渓流は数々の激しい渓流、穏やかな渓流、滝、岩、苔、野鳥、そして森林やたくさんの植物、等々、自然の豊かさをたっぷり贅沢に感じられるところです。
マイナスイオンた~っぷりなので、パワーをもらえるせいか、歩いていてもあまり疲れを感じません。体力に応じて歩くコースを変えたり、途中で止めたりできるので、どなたでも気軽に楽しむことができます。近くには温泉もたくさんありますよ。

春夏の新緑、秋の紅葉、冬の氷柱、と春夏秋冬どの季節でも素晴らしい景色をみせてくれます。今度は新緑の季節に「苔ガール」になってみようかな。
ぜひ一度、足をはこんでみてくださいね。

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