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【トレッキング初級~中級者向け!】奥入瀬渓流おすすめコース その1

奥入瀬渓流の散策コースは最長14キロ。歩いて約4時間かかります。それはさすがに体力ないなあ、という方におすすめなのが私が歩いた、石ヶ戸から始まり、十和田湖近くの子の口まで下ってくるコースです。
9キロで約2時間40分かかります。私は途中で写真をたくさん撮っていたので、3時間半かかってしまいましたが。。。

道はほぼフラットなので、山を下るほどの下り坂ではありません。膝への負担もなく、初心者や体力に自信のない方でも十分楽しめます。ただ2時間以上歩くのはキツイなと思われる方は途中で終えるのも全く問題ありません。奥入瀬渓流の絶景を十分満喫できます。

バスが走っている道と並行しているので、疲れたら途中でストップできるから、奥入瀬渓流の散策を気軽に楽しめるんですよね。

今回は私が歩いた初心者~中級者向けのおすすめコースをご紹介します。

1. 石ヶ戸からスタート

十和田湖岸のバス停、子の口からバスに乗り、石ヶ戸で降ります。石ヶ戸は奥入瀬渓流では最も賑わっている場所で、ここからスタートします。
石ヶ戸には観光案内所があるので、そこでコースを確認してから出発。 どうして子の口からバスで石ヶ戸まで来たのか、についてはこちらの記事をご参照くださいね。

コースはこちら

スタート地点のすぐとなりには石ヶ戸と呼ばれる由来の石が。普段なかなかこんなに大きな石を見ることがないので、けっこう衝撃的です。

「ヶ戸」とはこの地方の方言で「小屋」という意味だそうです。「石ヶ戸」とはつまり「石でできた小屋=岩屋」のこと。この石にカツラの木に支えられていて、岩小屋のように見えます。

このカツラの木は樹齢200年とか400年とか言われているそうですよ。植物と岩が一体になっている姿は威厳があって、なんとも言えない不思議な世界。
ふと屋久島を思い出しました。

2. 苔に覆われた岩と水の流れ、紅葉とが合わさった美しさ

歩き出すと目の前に広がるのは、苔に覆われた数々の岩の間をぐんぐん進む川の流れと、赤、黄色、緑の木々が埋め尽くす森とが見事に美しく合わさった姿。

道はフラットに感じるけれど、水の流れはけっこう速いです。まだ始まったばかりだけど、目の前に広がる絶景に思わず、わ~っ、と声が出ちゃいます。

3. 奥入瀬渓流のハイライト「阿修羅の流れ」

石ヶ戸から30分ほど歩くと見えてくるのが「阿修羅の流れ」。奥入瀬渓流のハイライトと言っても過言ではないくらい。観光ポスターやテレビでも紹介されていますよね。
うっそうと茂った木々の間を、ゴーゴー音をたてて流れる水が作り出す景観は「カッコいい!」 苔に覆われた岩に水が激突しながら流れていて、かなり激流です。

4. 阿修羅の流れに負けない「飛金の流れ」

阿修羅の流れを過ぎたところにもう一つの激流があります。それが「飛金の流れ」
「とびかね」と読むそうです。まさに激しい流れが飛びはねているようです。

阿修羅の流れに圧倒されて忘れちゃいがちだけど、ここは人が少ないのでゆっくり眺めたり、写真を撮ったりできます。
私も阿修羅の流れではゴーゴー流れる音に惹きつけられて動画ばかり撮っていましたが、ここではゆっくり写真を撮りました。

5. 穏やかで静かに流れる「千筋の滝」

阿修羅の流れを過ぎて、わりとすぐのところに、うっすらと岩に沿って流れ落ちる滝が「千筋の滝」 
その名のとおり、水が細い筋のようにいくつもに分かれて流れています。

水の量も少なくて、あまり目立たないけれど、しとしと落ちる光景は繊細で女性的な美しさです。阿修羅の流れがあまりに男性的なので、そのすぐあとに見ると対照的。
穏やかな流れの千筋の滝を眺めていると、何かに包みこまれているような温かい気持ちになります。

奥入瀬渓流はこのように所々、まったく違う様々な光景を楽しむことができるのも魅力です!

6. 続きは次の投稿で

奥入瀬渓流にはこのような苔に覆われた木でできた橋がたくさん見られます。この先どんなところがあるのかな、ってワクワクした気持ちで渡ります。

さて、ここまでがコースの半分。さらに見どころたくさんのコースは次の記事でご紹介しますね。
後半は滝スポットが目白押しです!

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