【暮らすように旅をしたいあなたに】アパルトマン滞在がおすすめ
暮らすように旅がしたい・・・これはずっと私が憧れていた旅のスタイル。 ホテル滞在はもちろん快適だけど、それよりローカルな人々に交じって、いかにもそこで暮らしているように振舞ってみたい、暮らしてるならではの体験をしてみたい、といつの日か思うようになりました。
特にパリのアパルトマンにずっと憧れていた私。エミリー・イン・パリを観て同じように思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな私が滞在したパリのアパルトマンについて今回はシェアさせていただきますね。とっても快適で、素晴らしい体験でした。
1. 18世紀の建物がアパルトマン
私が滞在したアパルトマンの建物は18世紀に建てられたもの。「オスマニアン建築」と呼ばれるパリでよくみられる風格のある建物です。
18世紀にはどんな人が住んでいたんだろう、と思いを張り巡らしながら、通りから重い鉄のドアを開けて中に入ります。
中庭には紫陽花が
「オスマニアン建築」とは19世紀に最大のパリ改造計画のもとに、統一して建てられた建築物で、まるで芸術品のよう。パリを美しく輝かせているのもこの建築があるからだなと私は思っています。そんな建物で暮らせるなんて、ってワクワクします。
2. パリジャンのインテリアはデザインがおしゃれ
そんなクラシックな建物にあるアパルトマン。ドアを開けると入ってきたのはこんなモダンなインテリア。
建物の外観とのギャップにちょっとびっくりしたけど、センスいいな~って感動しました。赤をポイントカラーにシックな雰囲気。壁にはモダンアートが飾られています。
検索したときに他のアパルトマンもたくさんみたけど、どれもパリジャンのインテリアはセンスがよくておしゃれ!自分なりの好みや個性をだしているなと感じます。私の部屋がとても地味に思えてくる・・・笑
キッチンはモダンだし、シャワーとトイレが別にあってとても使いやすいお部屋でした。
3. 中心街だけど静か
私が滞在先に選んだのはサンジェルマンデプレ界隈。パリのど真ん中で、観光でもショッピングでも、どこにいくにもとても便利な場所です。
周辺は昼夜問わず、賑わっているところですが、通りから一歩入ると中はとても静かです。日本の感覚だと信じられないくらい。
石の壁が音を遮断してくれるのでしょうか。 窓の外にはこんな中庭があります。この中庭がパリのアパルトマンらしさを表してるのではないでしょうか。
とはいえ、中心街の場合には大通りには面していないところのほうがおすすめです。私のアパルトマンの通りはこんなかんじ。レストラン、カフェ、バーなどがたくさん並ぶ通りで、人通りが多いところでしたが、中は静かでしたよ。
4. ちょっとしたハプニングも楽しい
「暮らすように旅がしたい」ということは、暮らしていると起こりうるハプニングにも遭遇するということ。
私が遭遇したのは2日目の朝でした。 私が到着する前に起きた配水管のトラブルについて、完全に修復できたか確認したい、と業者さんから連絡がありました。「朝10時頃に行きます」ということでしたが、さすが日本とは違いますね、全然来ません・・・
私は早くパリの街に繰り出したいな~って思っているけど、全然来ない。結局来たのはお昼過ぎでした。
そしてさらに業者さんじゃない、もう一人の男性も一緒に来ました。その人は私の上の階に住んでいる人で、その部屋から水漏れがあったそうなので、その人も確認に来たとか。
ただ、気になったのは二人ともドアを開けたとたん、土足で(フランスだからもちろんだけど)ずかずかと部屋に入ってこられたこと。
日本だとちょっと遠慮気味に「お邪魔します~」みたいなかんじで靴脱いで、そーっと入ってくるイメージだけど、ここは正反対。まるで自分の部屋のように、ずかずかと歩き回る(笑)
パリでは宅配便が時間どおりに届かない、ということは知っていたから、時間通りには来ないことは覚悟してたけど、部屋にずかずか入ってこられることにはちょっとびっくり・・・
でもそのあと、その上の階の人とは見かけるとちょっと話すようになって、ますます暮らしている気分になって、楽しかったな。
そんなこともアパルトマンに滞在しないと経験できない出来事でした。
5. さいごに
暮らすように旅をしたい、パリに来るのは数回目だからいつもとは違うところに泊まってみたい、そんな方にはアパルトマンに滞在するのもおすすめです!
まるでパリで暮らしてるような気分になれるし、ローカルな人々とのふれあいなど、ホテルでは味わえない温かい、ユニークな経験もできます。
自分が選んだアパルトマンはたったひとつだけ。そこにしかありません。近くのスーパーで買った食材を料理したり、散らかったら掃除したり、って、自分なりのオリジナリティを足しながら、滞在を楽しむことができます。次にパリに行かれるときは、ぜひアパルトマンにも泊まってみてくださいね。
私はAirbnbから予約しました。別の投稿ではAirbnbでアパルトマンを探すコツについてお伝えしますね。
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